「地鎮祭」ってどんな行事?!
こんにちは。
日中の気温は日に日に暖かくなり、過ごしやすい日も増えてきました。
卒業や入学を控えたお子様のいらっしゃる方には、少しの寂しさとまだ知らない新しい生活への期待や不安が入り混じるなか、その準備にお忙しい頃でもあるかと思います。
お家づくりをするうえでも「聞いたことはあるけど良くわからないこと・知らないこと」ってありますよね?
今日はタイトルにもあります通り、最近お家づくりを記録される方のSNSでも見かけることの多い【地鎮祭】についてお伝えしようと思います。
家を建てる前に行う「地鎮祭」
その名前は聞いたことがある人も多いでしょう。
しかし、何のために行うどんな儀式なのかまでは知らない人も多いのではないでしょうか?
ほとんどの人にとって地鎮祭を行うのは初めてのこと。
そもそも必要なの?何を準備したらいい?など、お家づくりを考える皆様の疑問にお答えしていこうと思います!
地鎮祭とは…
家を建てるに際して、氏神様(居住する地域の神様)を鎮め土地を使う許可を得る意味があります。
許可を得ることで祟りを防ぎ、建築中やその後のお家の安全・繁栄を祈る神事です。
神式で神主さんが行う一般的なケースの他に仏式・キリスト教式などで地鎮祭に変わる「起工式」として行うこともあります。
地鎮祭はやらなきゃいけない??
地鎮祭は絶対ではありません。時代が変化する中、お施主様の意向を重視し地鎮祭を行わないということもあります。
多くのお施主様が地鎮祭を行いますが、行うかどうかはお施主様のご判断になります。
やはり、安全祈願祭という意味もあり弊社では、実施することをお勧めしています。
地鎮祭の日取りは?
地鎮祭は一般的に「大安」「先勝」「友引」の吉日の午前中に行うと良いといわれています。
お施主様のスケジュールと調整して日取りを決めます。
地鎮祭に向けての準備は?
基本的には、弊社で段取り・準備を行います。
お施主様は当日神主さんへのお礼である【初穂料(玉串料)】とお供えをご持参ください。
お供えのご説明とご案内は弊社より行います。
お供えには、お米・奉献酒・塩・海の幸(昆布やするめ)・野の幸(野菜)・山の幸(果物)をご準備いただきます。
初穂料は一般的に2~5万円とされています。
また、地鎮祭が終わると基礎工事に着手することになります。
騒音や工事車両等の出入りで、ご近所には何かと迷惑をかけてしまうこともありますので、向こう3軒両隣にはご挨拶周りをします。
何か問題があった時や工事のスケジュールについて質問をされることもありますのでご挨拶には弊社も同行致します。
お施主様でもちょっとしたご挨拶の品を用意されても良いかと思います。
当日の服装と流れは?
お施主様の服装に特に決まりはありません。
お祝いの儀式ということで、フォーマルな服装で臨まれる方もいらっしゃいますが、派手すぎたりスリッパやサンダルでなければ普段着でも問題はありません。
祭壇を組みお供え物を並べ終わると、神主さんが地鎮祭を執り行います。
式次第に沿ってご祈祷が始まります。
お施主様には、玉串を祭壇に置き二礼二拍手一礼を行う「玉串奉食」を行って頂きます。
地鎮祭が終わった後、神主さんに感謝の気持ちと共に初穂料をお渡しください。
その後、近隣へのご挨拶周りをして終わります。
いかがでしたか?
古くから安全祈願のとして行われる風習です。
一生に一度の経験になる方も多いと思います。
どの様な目的で、どの様に執り行われるものか、ご理解いただけたでしょうか?
私達はお施主様との信頼関係を大切に、共に家づくりをするパートナーとしてサポートをさせて頂きます。
まだお家づくりに不安のある方にも、1つ1つご説明いたします。
ぜひ一度お気軽にお問い合わせくださいね♪
それでは。